男の子と暮らす日々

男の子2人の母です。 息子たちと過ごす日常のあれこれを備忘録に綴りながら、簡単レシピなど覚書で書いていきたいです。

お金について教える(春から小1・年中兄弟)

ご訪問ありがとうございます( ˆoˆ )/

 

まだまだお小遣いなんて考えもしてなかったある日。お兄ちゃんを迎えに行った帰りに隣のクラスの少し大人びた子が声をかけてくれて。

 

「これ、お小遣いで集めてるねん!」と見せてくれたものがありまして。

え?お小遣いで??

物よりそっちが気になる。。

「お手伝いしてお小遣い貯めてガチャガチャとかしてる」と、その子は言いました。

 

なにそれ。

すごいやん!!!

園庭でめっちゃ興奮したおばさんでした。

 

その話を友達にしたら案外お手伝いお小遣いを始めてる子が多くてビックリ。そうか、もう案外そういう時期なのか?

小学生になったら算数も習うし、わたしが在宅で仕事を少しするようになって父親が仕事に行ってお金をもらってきている、ということだけをぼんやりわかっていたお兄ちゃんは働く、と言うことに少し意識が向くようになりました。

 

いい機会なのかもしれないな。

お手伝いの頻度とレベルにもよるけれど。

 

わたしが子供達に教えたい(伝えたい)ところはこの3点。

①お金はタダではもらえない

②お金は使えばなくなる

③なんでもかんでも買ってもらえると思うな

 

いや、これ③にかなり熱量あるけどw

 

とりあえず欲しかったら買ってもらえるみたいなところがあるのでその性根を叩き直したいのが本音。

自分でお手伝いしてお小遣いを貯めて買うなら好きなもの買えばいいよ。でも欲しいものが持ち金で買えなかったら買えないんだよ?

もちろん、買ったらその貯めていたお金はなくなるんだよ?

その辺を最初に説明しました。

 

どこまで理解したのかわからないですが。

とりあえず姉夫婦からもらったお年玉500円を渡しました。

「これは、冬休みに姪っ子ちゃんのおじちゃんたちからもらったお金だよ」

私たちや両親ズたちからももちろんもらいましたが金額が大きくなるので一旦保留…

ポチ袋でもらったときには?みたいな感じの2人でしたが、お金として渡したらなんだか実感したようでした。

 

さぁ、お手伝い開始。

金額とかはあまり深く考えてませんでしたがとりあえず10円でスタート。

 

・ご飯時の準備と自分の食べたものをキッチンへ出す

・自分の幼保園で使っているタオル、ハンカチ、ナフキンの片付け

・洗濯物たたみ

この辺から始めました。

しばらく続くと慣れになってお小遣いとか言わなくてもやるようになってわたしももうお金を渡さなくなりました。

お手伝いから習慣になった奇跡。

わたしがパッとやってしまう時もあるので毎日てことはなくても声をかければスッとしてくれるようになりました。

 

最近追加したのは

・上履き洗い(50円)

 

つけおきして風呂場に置いておきます。

お風呂入った時に2人が洗います。

結構楽しく洗ってます。洗い残しがあってもいいか。それが自分のした仕事の結果じゃんか、と思うようしてあまり仕上げに洗ったりはせず。洗剤残りだけが気になるので水洗いだけ私が追加でする感じ。

わたしの上履き洗いのストレスが減りました。

 

今ではわたしが手伝って〜て言うような時にお小遣いとして10円あげたり。

仕事として定着したのは上履きくらい。

 

そして主人はお兄ちゃんに仕事を与えました。

 

・次男坊に絵本を読む(100円)

週末だけ夜にたまにやってます。

まぁ2人とも苦戦w

お兄ちゃん頑張って読んでる。次男坊も頑張って聞いてる…けど…笑える光景。

頑張るしどろもどろ兄に耐えられず急かす弟。

兄切れる、弟飽きる…終わる。

 

まだまだスムーズに読めないのでね、仕方ないですね。

お兄ちゃん読んだ!100円!て言いますけどなかなか厳しいかなw

判定は主人なんでケチなんで当然もらえず、お兄ちゃんこの仕事嫌やとすでに放置気味。

 

字を読むのと絵本を読ませるのも2人にメリットしかないのでなんとかうまくさせたいな。主人は企画してもそれをうまく誘導しないからな…ばかやろう。

 

お手伝いお小遣いのメリットデメリットも感じます。

□メリット

・お手伝いのやる気はあがる

・労働と賃金がわかり喜びを得る

・お金も持つことで大人になった気分

・管理能力が持てる

□デメリット

・お手伝い〈 お金

・これしたらいくら?とか舐めたこと聞くようになる

・雑なときもある

・兄弟でお手伝いの取り合い

・お手伝いせがまれて母しんどくなる

 

文字にして書くとデメリットの質の低いこと。

まぁそんな感じで良いことも悪いことも思うことはありますが、お金の認識を持つ第一歩として始まりました。

 

お金は100均で売ってたもので管理。

 

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これ、便利ですね。

下はお札やレシートを入れたりもできます。

 

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硬貨別に分けれるので見やすく、増えた減ったも分かりやすい。貯金箱も考えましたがこちらの方が硬貨の種類もわかっていいかなと。

まだ札束まではいかないですが、10円玉が基本お小遣いとして動く率が高いので10円ばかりが増えます。なので両替の説明もします。

次男坊には数を数えたり覚えたりもできていい勉強。お兄ちゃんは数を足したりすることを学び始めています。

 

キャッシュレスがどんどん進んでいますし、銀行で両替するにしても手数料を取られてしまう時代です。でもお金が手元にあることは大事なことですね。増える減るという単純なことを幼いながらに知ってほしい。

 

先日その貯めた数百円を財布に入れて100均へ行き、それぞれレジで初めてのお買い物。レジのお兄さんが優しい人で一人ずつ丁寧に対応しくださり、二人はレシートも受け取りほくほくした様子でした。

 

おもちゃ売り場で並ぶおもちゃを見ては値札を見てゼロが多いと、

「これは買えへん…これもあかんわ」と落胆するお兄ちゃん。

そうだよ…君たちが今までねだって手に入れてきたモノたちの値段を知るがいい。

今までおもちゃを前にしたら泣いてねだった次男坊はぱったりとそれがなくなり…

「買うわへんの?買えるで」と聞いても、

「おっきいのかうからかわん」とか言うんですよ!

 

自分の金使うとなったら我慢するんやな(笑)

お兄ちゃんのほうがまだまだ誘惑に弱そうです。