男の子と暮らす日々

男の子2人の母です。 息子たちと過ごす日常のあれこれを備忘録に綴りながら、簡単レシピなど覚書で書いていきたいです。

第一子、妊娠〜出産までの記録③

破水から始まったお兄ちゃんの出産。

ついに、産まれます!

 

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結果を言えば、とても順調な安産だった。

 

病院に着いた頃にはもう日付が変わろうとしていた。陣痛は徐々に強くなっていたが、看護師さんに笑われる。

 

「これからこれからー♪」

え、もうかなり痛いけど。

 

母も一旦帰るわ、と言う。

 

え、、1人になるの?

もう産まれるかもしれないのに?

 

なんか今思うと初産て当たり前だけど、陣痛の痛みとか産む瞬間の痛みとか未知なので、不安しかない。

 

この痛みがもう産むてことでしょ?てなる。

 

そーじゃないんだよなぁ…

人それぞれ。

お産こそ、その人、その赤ちゃんによって違うから同じてことないはず。

わたし自身、お兄ちゃんと次男坊は全然違うお産だった。

 

体質や、状況、いろんなことがあってそこに産まれてくる赤ちゃんがいる。

違って当たり前なんだけど、だからこそわからない。

色んな予備知識を入れて挑むからなおさらか。

 

1人で痛みと過ごす夜は長かった。

静かで、不安で。

 

気づけば朝になっていた。

間隔的に痛みはあったが、ウトウト寝ていたのか。

看護師さんに朝食を食べておくように言われたがとても食べられなかった。

朝の8時に先生の内診。

 

「これから本格的に陣痛が始まって昼頃には産まれるかなぁ〜」

 

え。

昼頃???

これから本格的な陣痛てなに??

今きてるこれ、なに???

 

夜中に旦那に連絡し、朝に行くと言われたが、旦那一向に来ない。

携帯を見る余裕もなく、母に確認してもらうも音信不通。

 

旦那の行方がわからない…

 

お産が始まりつつあることは知っている。

立ち会いたいと言っていた。

昨夜は朝には行くと…

なのに、連絡が取れず連絡もない。

 

不安が増える。

一方で、殺意が湧いてくる。

 

看護師さんたちも、パパどうしてるん?いつ来るん?と聞かれ…

 

しーらーーーんーー!!!!(痛い)

 

9時を過ぎ、痛みが強くなり部屋から分娩室へ移動。

旦那、未だ行方不明。

 

10時、母にも旦那を心配される。

旦那、未だ音信不通。

 

痛みは強くなり間隔も短く。

 

11時、看護師さんたち徐々に慌て出す。

「パパ、まだ連絡とれへんの?!」

 

あいつーーーーー(殺)

 

世の中の旦那様。

妊婦には絶対に変な心配を与えてはいけませんよ。ただでさえ、不安定でアドレナリンが出まくってますので、お産に集中させてあげてくださいね。

(ウチのアホ旦那だけかもしれんが)

 

12時、看護師さん決断。

「もうヤバイ、分娩台乗ろう!」と、産むスタンバイ。

旦那、絶好調に音信不通。

 

住んでいる岐阜と里帰りの滋賀。

距離的には70キロほど。

高速使えば1時間弱で着く。

実家から病院までは車で20分かからない。

つまり。

 

たとえ朝の9時に出ても、11時にはつけている!!

 

なのに、うちの旦那は夜中に周知しているにもかかわらず、昼になっても音信不通!

 

なにかあったのか…

事故?

10時から11時くらいはその不安がよぎった。

 

分娩台に登るときには気持ちは吹っ切れた。

 

「パパ、間に合うかなぁ…」

心配してくれる看護師さんたち。

「いいです!わたし1人で赤ちゃんとがんばるからーー!」

「そやな!そうしよう!頑張ろう!」

アホな旦那に看護師さんたちも賛同する。

 

12時すぎ。

子宮口全開。

お産開始。

何回かいきんだ。

 

気づいたら頭の上に旦那がいた。

 

え、なに?いるの?

こんな事態に急に湧いてこられても…

 

陣痛はやってくる。

頭の上で、頑張れ頑張れ言う旦那。

 

もー悪いけど黙ってくれw

 

旦那を確認して2、3回ほどいきんで、お兄ちゃん大きな産声をあげた。

 

先生も笑うくらい大泣き。

 

旦那、私が泣くより先に泣いていた。

 

いや、待ってくれよ。

あんた、いいとこ取り…Σ(・□・;)

 

お兄ちゃん

37周、破水から。

12時間の陣痛、50分ほどの分娩で3006g、元気に産まれてきてくれた。

 

分娩台に乗った状態での縫合、わたしはあれの方が分娩よりも痛かった…

 

お腹を冷やしてもらっているとき、先生に臨月ダイエット頑張ったねと褒められた。

周りの看護師さんたちも、すごいと言っていた。

普通はなかなか体重は落とせないよ、とか言われ…

 

あの脅しは普通は落とせる、くらいなモノを感じたけど…は飲み込んだ。

 

でも体重が落ちてなかったら帝王切開も考えていた、と先生に言われたので頑張ってよかったかな(*´꒳`*)

帝王切開のお産が嫌だとかダメと言っているのではないのであしからず)

 

落ち着いてから旦那と話したら。

朝には出て高速に乗っていたらしい。

ナビが指定した降り口は実家付近でなくその手前。

病院に行くにも実家へ行くにも少しややこしい所。

そして、病院は実は2代目先生で新しくなっていた。古いナビは旧病院を指示し地理感覚も乏しく、あまり病院にも来ていなかった旦那は迷いに迷いに迷い込み…

 

到着は昼過ぎになっていた。

 

間抜け。

 

それでも、わたしは心のどこかで気づいていた。

旦那が来ないとお兄ちゃんは産まれないと思っていた。

待っているのをなんとなく感じた。

現に旦那が着いたらお兄ちゃんはすぐに産まれた。

(だから、なおさら早く来いと思っていたんだけど)

 

人生で初めての経験。

 

自分が親になる。

それは産まれて初めてわかる。

そして、ここから始まるのだとようやくわかる。

 

お兄ちゃんの産後のあれこれはまた書きたいと思います(*´∀`)♪

 

長々とお付き合い下さった方、ありがとうございました♡

 

これから妊娠、出産する方になにか響くものがあれば幸いです(*´pq`*)ムフッ

(きっとないwww)

 

 

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