男の子と暮らす日々

男の子2人の母です。 息子たちと過ごす日常のあれこれを備忘録に綴りながら、簡単レシピなど覚書で書いていきたいです。

子供を叱る時大切にすべきこととは

子供を叱る時、なにを大切にすれば良いのか。

わたし自身の気持ちの持ち方で、怒り方は変わってしまう。それはとても幼くて良くないとはわかっていても…

ダメな母である。

 

最近我が家では、ちょっと言うこと聞かなかったりすると「鬼さんが来るよ!!」といいきかせるようになっている。

 

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なぜ、鬼?

どこから鬼?と、今では素朴な疑問でもあるのだが…

 

お兄ちゃんはどれだけ鬼の認識を持っているかわからないが、それなりに効く。

 

「鬼さんは嫌!」

 

まだ言い始めた頃に、鬼?て感じで、そりゃそーなんだけど…

旦那がお風呂に入るわ〜と入って…わたしたちはもう寝ないとダメよ!ってやり取りをガチャガチャしてたとき。

 

寝ないと鬼さん来ちゃうぞ〜と脅しても聞かなくて。

そうこうしてたら、風呂に入ったと思っていた旦那が実は脱衣所から二階に上がっていた。

タイミングよく、ダダダ〜〜ッと階段をかけ降りて来て…

 

お兄ちゃんは固まったw

「…なんの音?」

 

ほら〜鬼さん来たわ〜〜

 

と、乗っかってみたら布団に飛び入ってきた。

(次男坊は知らん顔)

 

それをキッカケにお兄ちゃんは、鬼さんという人が二階に住んでいる、と思っている。

(それでも平気で二階にはあがっていけるw)

 

あんまり言うこと聞かないと抱き上げて二階にあげようとしたりして怒る日もある。

鬼さんを呼ぶ!と言うと、嫌だ!!と泣く。

 

言うたびに思って後悔がある。

 

これは躾なのか?

恐怖心を植え付けて気持ちを抑えているだけのその場しのぎでは?

 

  • ダメなことへの認識がきちんと子供に伝わっているのか
  • 怒っている意味を理解しているのか
  • 鬼が来るから、が重要ではない

 

わたしが悪いんですが。

腹が立ったりやり場のない時に、つい言ってしまう。

旦那に至っては、鬼さんを持ち出せば言うことを聞くと思い込んでいる。もっとダメなパターン。

 

違うんだよ、叱るにしても怒るにしても、ちゃんと言いたいんだよ。

わかってほしいんだよ。

伝えたいんだよ…

 

  1. 怒っている理由
  2. どうしてダメなのか
  3. それに対してどうなるのか(どう思うのか)
  4. 相手も自分もどんな気持ちになるのか

 

そうして初めて、それはダメな事だった、と理解しないと意味がない。

 

3歳児に難しい問題なのでしょうか。

これから幼稚園に行って新しい世界で暮らすことになるお兄ちゃん。

今はわたしと次男坊(時々旦那)とのどちらかと言うと甘えた暮らし。

言うことを全然きけないタイプではないけれど…

頑固だし火がついたらもうなかなか止められない。

自分の主張をそれなりに通してきた(許してきた)分、我慢に弱い。

 

理解力は持っている方だとは思う。

それでも、最近はやはり主張が強くなってきた。

言葉もついてきてハッキリと意志を伝える。

それも大事なことだと思うからこそ、親として躾のあり方を見直すべきだとも感じて…

 

 

なるべく鬼さんは最終兵器。

鬼さん頼りはせず、わたしがきちんと諭さねば!!

 

そう思いながら携帯の中には、鬼から電話アプリが落ちている…(意志弱いな!)

 

鬼電話アプリとは??

子供のシチュエーションに合わせて鬼から電話がかかってくる。

鬼の種類を選べたり、時間によって様々なタイプがいる。

 

もう少し気の利いた説明をしたいけど、実際わからないのはまだ使用したことがないからである。

鬼アプリは使うには慎重になるべきと聞いていた(恐怖心を煽るだけ…等)

友達もとってはいるけど使ったことない!と言っているw

 

しかーし。

昨夜我が家で鬼さんからの電話が初めて鳴った!(鳴らした、ともいう)

 

なかなか寝付かないお兄ちゃん。

「お兄ちゃん、まだ遊んでるわ〜」

最近やたら関西弁喋るなw

 

布団から抜け出しオモチャを引っ張り出して、ウーウーカンカン特殊消防車関連うるせーぞ…

ウトウトしかけた次男坊も気になるのかなかなか寝落ちない…

わたしが先に落ちてしまいそうで…

お兄ちゃんを怒りたくても呂律が回らなくなってきて…(完全わたしがダメな母)

 

すみません、初めて使うのがこんな状況で。

 

夜寝ない子に青鬼、というボタン、ポチ!

 

プルルルルルルーー!

 

結構景気良く鳴る…

お兄ちゃん、固まる。

 

お兄ちゃん…鬼さんから電話来たよ…

 

画面には後ろ姿の鬼さんがいる。

この人振り向くのかな…着信取ったらどうなるんやろう…なんか言うのかな…

気になる〜気になる〜〜

お兄ちゃんにはガチで怖がりそうだから画面は見せず。母だけが気になる〜w

 

「いや…」

お兄ちゃんは半信半疑、少しまだ疑っていたが…

鳴り止まない着信音にしびれを切らした。

 

「嫌だ!鬼さん嫌だ!かーちゃん、切ってぇぇ!」

寝ないからやん…

と言うまでに布団にシュバッと潜り込んで1分も経たずに寝息を立てていた。

 

はえぇーー!

のび太並みに寝れるやん!!

 

自分で諭したい。

目を見て優しい言葉で言い聞かせたい。

怒っている意味を伝えること、それがなにより大切なんだとは思うのに…

 

理想はある。

現実は、眠気まなこで呂律が回らず携帯アプリに頼った情けない自分である…

 

鬼さんから電話アプリ…

ほんっっまに眠い時だけ助けて下さいww

 

 

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